ARTIST
佐藤允 Ataru Sato
佐藤允は、描くことによって自ら、人、そして世界を理解しています。過剰ともいえるような緻密な鉛筆の線描写や独特の筆致によって、オブセッション、恐怖、恋愛などを描きます。作品とは自分が自分のために、生きた人が人のために作り受け取るものだと考える佐藤は、「アートのためのアート」や新しさ、意味を求めることはしません。解らないことは解らないまま考え続けていくことを原動力とするからこそ、彼のイメージは増殖していきます。パーソナルな問いから生まれた佐藤の作品は、強いエネルギーで鑑賞者の内部にも入り込んでいきます。
1986年千葉県生まれ、現在は東京を拠点に制作しています。2009年に京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科先端アートコースを卒業。主なグループ展に「第8回光州ビエンナーレ」(2010)、「ヨコハマトリエンナーレ2011: OUR MAGIC HOURー世界はどこまで知ることができるか?ー」(2011)、「Inside」(パレ・ド・トーキョー、2014)、「堂島リバービエンナーレ2019」(2019)などがあります。作品は高橋龍太郎コレクション、ルイ・ヴィトン・マルティエに収蔵されています。
WORKS
INSTALLATION VIEW
BIOGRAPHY
- 1986 千葉県生まれ
- 2009 京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科先端アートコース卒業
CV
個展
- 2023 「初恋2」KOSAKU KANECHIKA、東京
- 2022 「111 / トリプルワン」KOSAKU KANECHIKA、東京
- 2020 「Øth (Zeroth)」KOSAKU KANECHIKA、東京
- 2019 「Ataru Sato」Office Baroque、ブリュッセル、ベルギー
- 2018 「+10」KOSAKU KANECHIKA、東京
- 2017 「求愛 / Q1」KOSAKU KANECHIKA、東京
- 2015 「MAN」ギャラリー小柳、東京
- 2011 「初恋」ギャラリー小柳、東京
- 2007 「ATARU SATO: His Sea」メーア(ミッドタウン)、 ニューヨーク
グループ展
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2024
「what men live by」Office Baroque、オンライン展覧会
「Here and There and Back Again, Japanese Art 1964 – 2024」NICOLAS KRUPP、バーゼル、スイス -
2023
「Portraits – OBAYASHI COLLECTION」三井住友銀行東館 1F アース・ガーデン、東京
「LA MORSURE DES TERMITES」パレ・ド・トーキョー、パリ
「Basic Fit」Office Baroque、ブリュッセル、ベルギー
「やんばるアートフェスティバル 2022-2023 シマを繋ぎシマを響く」大宜味村立旧塩屋小学校、沖縄 -
2022
「闇の閾」MtK Contemporary Art、京都
「Chambres d’Amis: IKEA」Office Baroque、オンライン展覧会 -
2021
「大林コレクション展『Self-History』」WHAT MUSEUM、東京
「Daily Cat Essen」Ruttkowski;68、パリ - 2020 「文明と野蛮のアーカイヴ」スクールデレック芸術社会学研究所、東京
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2019
「My Name is Tokyo Kai and I am an Artoholic 甲斐寿紀雄コレクション展」熊本市現代美術館、熊本
「堂島リバービエンナーレ2019」堂島リバーフォーラム、大阪
「INTERPRETATIONS, TOKYO‐17世紀絵画が誘う現代の表現」原美術館、東京 -
2017
「MEN」ギャラリー小柳、東京
「FLEMING FALOON」Office Baroque、ブリュッセル、ベルギー -
2016
「PREVIEW : A GROUP SHOW OF REPRESENTED ARTISTS」SPACE TGC、東京
「Jitto」Anne Mosseri-Marlio Galerie、バーゼル、スイス - 2014 「Inside」パレ・ド・トーキョー、パリ
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2013
「Now Japan; Exhibition with 37 contemporary Japanese artists」Kunsthale KAdE、アメルスフォールト、オランダ
「高橋コレクション―マインドフルネス!」札幌芸術の森美術館、北海道
「高橋コレクション―マインドフルネス!」霧島アートの森、鹿児島 - 2012 「コズミック・トラベラーズ―未知への旅」エスパス ルイ・ヴィトン東京、東京
- 2011 「ヨコハマトリエンナーレ2011: OUR MAGIC HOUR-世界はどこまで知ることができるか?-」横浜美術館、神奈川
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2010
「第8回光州ビエンナーレ2010: 10000 LIVES」光州、韓国
「VOCA展2010 現代美術の展望―新しい平面の作家たち」上野の森美術館、東京 -
2009
「neoneo展 Part1[男子] ネオネオ・ボーイズは草食系?」高橋コレクション日比谷、東京
「混沌から躍り出る星たち2009」スパイラルガーデン、東京
「どろどろ、どろん―異界をめぐるアジアの現代美術」広島市現代美術館、広島 -
2008
「Jungju An、Kengo Kito、Kae Masuda、Hiroharu Mori、Robert Platt、Ataru Sato、Kouichi Tabata」ギャラリー小柳、東京
「Schüttelreime」Office Baroque Gallery、アントワープ、ベルギー
「テラせ!」京都タワービル/スカイギャラリー、京都 - 2006 「Vier Junge Japanische Künstler」Werkraum Godula Buchholz、デンクリンゲン、ドイツ
パブリックコレクション
- 札幌宮の森美術館
- スペンサー美術館
- ⾼橋⿓太郎コレクション
- ルイ・ヴィトン マルティエ