会場
東京国際フォーラム
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-5-1
ブース番号
G096
アーティスト
沖潤子
桑田卓郎
佐藤允
舘鼻則孝
Ruby Neri
KOSAKU KANECHIKAは、2021年3月19日(金)から3月21日(日)に開催されるアートフェア「アートフェア東京 2021」に、沖潤子、桑田卓郎、佐藤允、舘鼻則孝、Ruby Neriのギャラリー作家5名の展示で出展いたします。
沖潤⼦は、⽣命の痕跡を刻み込む作業として布に針⽬を重ねた作品を制作しています。下絵を描く事なしに直接布に刺していく独⾃の⽂様は、シンプルな技法でありながら「刺繍」という認識を裏切り、観る者の根源的な感覚を⽬覚めさせます。古い布や道具が経てきた時間、またその物語の積み重なりに、彼⼥⾃⾝の時間の堆積をも刻み込み紡ぎ上げることで、新たな⽣と偶然性を孕んだ作品を⽣み出します。存在してきたすべてのもの、過ぎ去ったが確かにあった時間。いくつもの時間の層を重ねることで、違う⾵景を⾒つけることが制作の核にあります。
桑⽥卓郎はこれまでに⽬にしたことのない、陶芸の枠を超える表現を発表し続けています。「梅華⽪」や「⽯爆」などの伝統的な陶芸の技術を独創的に表現する桑⽥の新しい視覚⾔語は、世界で⾼い評価を得ています。その核となる伝統表現は桑⽥がスタジオを構える美濃地⽅で⽣まれ、安⼟桃⼭時代に茶の湯の⽂化と共に脈々と継承されてきた“わびさび”や⾃然、不完全なものに美を⾒出した⽇本独⾃の陶芸美学です。桑⽥はその表現を現代に置き換え、場所、歴史や⾃然、時代と対話をし続けることによって、伝統とコンテンポラリーを融合させ、また時には相互に刺激し挑発し合うような、他に類を⾒ないオリジナルな作品を⽣み出しています。
佐藤允は、描くことによって⾃ら、⼈、そして世界を理解しています。過剰ともいえるような緻密な鉛筆の線描写や独特の筆致によって、オブセッション、恐怖、恋愛などを描きます。作品とは⾃分が⾃分のために、⽣きた⼈が⼈のために作り受け取るものだと考える佐藤は、「アートのためのアート」や新しさ、意味を求めることはしません。解らないことは解らないまま考え続けていくことを原動⼒とするからこそ、彼のイメージは増殖していきます。パーソナルな問いから⽣まれた佐藤の作品は、強いエネルギーで鑑賞者の内部にも⼊り込んでいきます。
舘⿐則孝は、⽇本古来の⽂化的に価値のある部分と、現代の要素を組み合わせることで、新たな視点と世界観を提⽰します。俯瞰的な視野を持ちつつ、詳細を徹底的に掘り下げる。それが⼯芸的な⼿仕事で精緻に完成された作品として表現されます。歴史、そのなかで育まれてきた独特の美学、⽂化や思想。それらを再考することで未来への可能性を⽰す舘⿐の作品は世界で⾼く評価され、遊⼥が履く⾼下駄から着想を得た代表作《Heel-less Shoes》等の作品が、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されています。
ロサンゼルスで制作するRuby Neriの代表作品は、喜びや恐怖、様々なエネルギーを表現するデフォルメされた人物がモチーフのセラミックの彫刻です。古代彫刻、フォーク・アート、ベイ・エリア・ フィギュラティヴ・アート、ストリート・アート等の影響から、独自の視覚言語を生み出しています。
本展では約30点を展⽰します。この機会に是⾮ご⾼覧下さい。