桑田卓郎 「TEE BOWL」

2021/7/17 Sat - 2021/8/21 Sat

KOSAKU KANECHIKAでは、2021年7月17日から8月21日まで、桑田卓郎「TEE BOWL」を開催いたします。

桑田卓郎はニューヨーク、ロンドン、ブリュッセルなど、世界各地で個展を開催し、その圧倒的なオリジナリティで鑑賞者を魅了してきました。 彼の陶芸を特徴づけるビビッド、またメタリックな色彩、そして一度見ると忘れられない、梅花皮(かいらぎ)や石爆(いしはぜ)といった、陶芸の技術に基づきながらも極めて独特の造形。 それらがつくりだす桑田の独自の視覚言語は、陶芸の伝統に深く根ざしながらも批評的感覚を備え、素材との徹底的な対話、そして現代の視点によって新たな地平を開いています。 だからこそ、インターナショナルな美術の世界で評価されるとともに、様々な分野のクリエイターにもインスピレーションを与えています。

桑田卓郎
茶垸
2021
磁土、石、釉薬、顔料、金、白金
h.71.0 x w.72.0 x d.62.0 cm
桑田卓郎
茶垸
2021
磁土、石、釉薬、顔料、金、白金
h.62.5 x w.89.0 x d.56.5 cm
桑田卓郎
茶垸
2021
磁土、石、釉薬、顔料、金、白金
h.64.5 x w.57.5 x d.55.0 cm
桑田卓郎
茶垸
2021
磁土、釉薬、顔料、金
h.75.0 x w.63.0 x d.55.0 cm
桑田卓郎
茶垸
2021
磁土、石、釉薬、顔料、金、白金
h.61.0 x w.73.5 x d.66.5 cm
桑田卓郎
茶垸
2021
磁土、石、釉薬、顔料、金、真鍮
h.130.0 x w.76.5 x d.74.0 cm

桑田の最近の制作は、次の2つに分類できます。 1つ目はルーティーンでひたすら同じ作業を繰り返し行い、まるで工程が身体の一部になり余計な力が抜けた状態になった先に突如現れる、新しい何かを待つということ。 2つ目はよりコンセプチュアルな目的をもった試みで、失敗するとわかっていてもあえて色々とやってみることによって積極的に発見を求めることです。歴史的にも、ペインティングにおいて肖像画から抽象画に、また陶芸において茶碗から彫刻へと展開しているように、技術を徹底的に追究する事によって新しい境地が拓かれ、インテリジェンスの次元が上がるということがあります。 桑田の制作においても、技術をとことん究め、時にはあえてそれを否定し壊すような試みによって、新しいもの、次の何かとの出会いが可能となっているのです。 そこで拓かれる新しい領域を、桑田は作品を媒体として鑑賞者に伝えようとしています。

桑田卓郎
Untitled
2021
磁土、石、釉薬、顔料、金
h.78.0 x w.59.5 x d.62.0 cm

社会全体が疲弊しているような現在において、桑田の揺るぎない創造は私たちにエネルギ—を与えてくれます。 本展では茶碗から発展した彫刻作品等、新作を18点、グループで見せるのではなく、一点一点が内包する制作の過程を味わうことができるように展示いたします。 この機会に是非ご高覧下さい。

桑田卓郎
TEE BOWL
磁土、釉薬、鋼鉄、顔料
h.61.0 x w.60.5 x d.60.0 cm
INQUIRE
桑田卓郎
TEE BOWL
磁土、釉薬、鋼鉄、顔料
h.59.5 x w.61.0 x d.60.0 cm
INQUIRE
桑田卓郎
TEE BOWL
磁土、釉薬、鋼鉄、顔料
h.63.0 x w.61.0 x d.63.5 cm
INQUIRE
桑田卓郎
TEE BOWL
磁土、釉薬、鋼鉄、顔料
h.62.0 x w.62.0 x d.61.0 cm
桑田卓郎
TEE BOWL
2021
磁土、釉薬、鋼鉄、顔料
h.83.0 x w.70.5 x d.67.5 cm
INQUIRE
桑田卓郎
TEE BOWL
2021
磁土、釉薬、鋼鉄、顔料
h.84.5 x w.66.0 x d.67.0 cm
INQUIRE
桑田卓郎
Untitled
2021
磁土、釉薬、鋼鉄、顔料、白金
h.61.0 x w.59.0 x d.61.0 cm
桑田卓郎
Untitled
2021
磁土、釉薬、顔料、金
h.148.0 x w.55.5 x d.55.0 cm
INQUIRE
桑田卓郎
TEE BOWL
2021
磁土、釉薬、顔料、白金
h.92.0 x w.53.0 x d.51.0 cm
桑田卓郎
TEE BOWL
2021
磁土、釉薬、顔料、白金
h.77.5 x w.69.0 x d.61.0 cm

桑田卓郎(くわた たくろう)

1981年広島県生まれ。 2001年に京都嵯峨芸術大学短期大学部を卒業後、2002年に陶芸家の財満進氏に師事、2007年に多治見市陶磁器意匠研究所を修了し、現在は岐阜県土岐市に工房を構えて制作しています。 ニューヨーク、ブリュッセル、ロンドンなど世界各地で展覧会を開催、また主なグループ展に「工芸未来派」(金沢21世紀美術館、2012)、「Japanese Kōgei | Future Forward」(the Museum of Arts and Design、ニューヨーク、2015)、「村上隆のスーパーフラット現代陶芸考」(十和田市現代美術館、青森、2017)があります。 2018年にはLOEWE Craft Prize 2018の特別賞を受賞。 作品はルベル・コレクション、パームスプリングス美術館、金沢21世紀美術館、ミシガン大学美術館、シカゴ美術館などに収蔵されています。桑田は今秋9月10日(金)から10月24日(日)に開催される「北陸工芸の祭典 GO FOR KOGEI 2021」に参加します。 またKOSAKU KANECHIKAでは、2017年に続き2回目の個展となります。

Photo by Yasushi Ichikawa