ART FAIRS

Tokyo Gendai 2023

フェア名

Tokyo Gendai 2023

会期

2023年7月7日(金) – 7月9日(日)

リンク

https://tokyogendai.com/ja/

会場

パシフィコ横浜

ブース番号

D03

出展作家

青木豊
沖潤子
桑田卓郎
舘鼻則孝
Dan McCarthy
fumiko imano

Installation views of the KOSAKU KANECHIKA booth at Tokyo Gendai 2023
Installation views of the KOSAKU KANECHIKA booth at Tokyo Gendai 2023
Installation views of the KOSAKU KANECHIKA booth at Tokyo Gendai 2023
Installation views of the KOSAKU KANECHIKA booth at Tokyo Gendai 2023
Installation views of the KOSAKU KANECHIKA booth at Tokyo Gendai 2023
Installation views of the KOSAKU KANECHIKA booth at Tokyo Gendai 2023
Installation views of the KOSAKU KANECHIKA booth at Tokyo Gendai 2023
Installation views of the KOSAKU KANECHIKA booth at Tokyo Gendai 2023

KOSAKU KANECHIKAは、2023年7月7日(金)から7月9日(日)に開催されるアートフェア「Tokyo Gendai」に、青木豊、沖潤子、桑田卓郎、舘鼻則孝、Dan McCarthy、fumiko imanoのギャラリー作家6名の展示で参加いたします。

青木豊は、絵画の視野を広げ、世界と絵画の関係とその新しい可能性を追究する制作活動を行っています。二次元と三次元を自由に行き来するような作品や、素材の物質性や制作方法自体の相互反応にフォーカスした作品。特に青木は一貫して光へアプローチしてきました。光が時間軸、鑑賞者の存在や視線、展示空間などの環境の要素に補完され、有機的に立ち上がるような豊かさを捉え、また一方で光の存在の自明性自体を問い直すことなど、光を多面的な物質として観察しています。デジタル化する日常環境のなかで、人間としての様々な感性が呼び覚まされるような視覚体験を提供します。

沖潤子は、生命の痕跡を刻み込む作業として布に針目を重ねた作品を制作しています。下絵を描く事なしに直接布に刺していく独自の文様は、シンプルな技法でありながら「刺繍」という認識を裏切り、観る者の根源的な感覚を目覚めさせます。古い布や道具が経てきた時間、またその物語の積み重なりに、彼女自身の時間の堆積をも刻み込み紡ぎ上げることで、新たな生と偶然性を孕んだ作品を生み出します。存在してきたすべてのもの、過ぎ去ったが確かにあった時間。いくつもの時間の層を重ねることで、違う風景を見つけることが制作の核にあります。

桑田卓郎はこれまでに目にしたことのない、陶芸の枠を超える表現を発表し続け、ニューヨーク、ブリュッセル、ロンドンなど世界各地で展覧会を開催しています。「梅華皮」や「石爆」などの伝統的な陶芸の技術を独創的に表現する桑田の新しい視覚言語は、世界で高い評価を得ています。その核となる伝統表現は桑田がスタジオを構える美濃地方で生まれ、安土桃山時代に茶の湯の文化と共に脈々と継承されてきた“わびさび”や自然、不完全なものに美を見出した日本独自の陶芸美学です。桑田はその表現を現代に置き換え、場所、歴史や自然、時代と対話をし続けることによって、伝統とコンテンポラリーを融合させ、また時には相互に刺激し挑発し合うような、他に類を見ないオリジナルな作品を生み出しています。

舘鼻則孝は、日本古来の文化的に価値のある部分と、現代の要素を組み合わせることで、新たな視点と世界観を提示します。俯瞰的な視野を持ちつつ、詳細を徹底的に掘り下げる。それが工芸的な手仕事で精緻に完成された作品として表現されます。歴史、そのなかで育まれてきた独特の美学、文化や思想。それらを再考することで未来への可能性を示す舘鼻の作品は世界で高く評価され、遊女が履く高下駄から着想を得た代表作「Heel-less Shoes」等の作品が、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されています。

Dan McCarthyは、油彩や水彩のみならず、ビビッドな色使いとプレイフルな造形のセラミック彫刻で知られています。初期の頃より平面作品を中心に表現してきましたが、2012年頃より、それら平面とも呼応するようなセラミック彫刻にも取り組むようになります。彼のセラミック作品は、とてもシンプルな道具、例えばアイスキャンディーの棒、フォークやスプーンなどを用いて、意図的にローテクかつシンプル、感触を重視したダイレクトな手法で制作されますが、金箔や銀箔、虹色の油絵具や水性絵具にいたるまで、いくつもの釉薬を用い焼成することで、鮮明で目を見張るような表現に仕立て上げます。湿った重い粘土を前に、即時性と陽気な精神でもって、感情のおもむくまま本能的に形にしていくことが表現のベースにあります。代表作の「Facepot」と名付けられたセラミック作品からも見て取れるように、彼の作品は一見陽気でおどけた表情を見せますが、同時に陽気さの背後に潜む、どこか不穏で空虚な雰囲気も漂わせています。

fumiko imanoは、LOEWEとのコラボレーションを2018年より8シーズン連続で行うなど、ファッションとのコラボレーションでも高く評価されています。代表作は、35mmカメラで撮影したセルフポートレイトを切り貼りし、双子のモチーフに仕立てるフォトモンタージュのシリーズです。無邪気でノスタルジック、思わず笑みが溢れるユーモアに満ちた家族写真風のイメージ。一方で、ハサミで切ってつなぎあわせたラインは、それが虚構であることをはっきりと伝えています。デジタルの時代にあえて手作業でシンプルにつくられるフォトモンタージュは、プレイフルでありながら、アイデンティティについての冷静な洞察でもあり、新たな物語のための視覚言語でもあります。

本展では約20点を展示します。この機会に是非ご高覧ください。

WORKS

青木豊
Untitled
2023

青木豊
Untitled
2023

Acrylic, spray paint, aluminum paint on canvas mounted on panel
162.0 x 130.0 cm
©︎ 2023 Yutaka Aoki

INQUIRE
桑田卓郎
TEE BOWL
2021

桑田卓郎
TEE BOWL
2021

Porcelain, glaze, steel, pigment
h.84.5 x w.66.0 x d.67.0 cm
©︎ 2023 Takuro Kuwata

INQUIRE
舘鼻則孝
Noritaka Tatehana x Tatematsu “Thundercloud x Hemp leaf”
2023

舘鼻則孝
Noritaka Tatehana x Tatematsu “Thundercloud x Hemp leaf”
2023

Japanese cypress, acrylic, glass
h.54.7 x w.40.2 x d.14.0 cm
© 2023 NORITAKA TATEHANA K.K.

INQUIRE
沖潤子
exposed
2022

沖潤子
exposed
2022

Cotton, silk, linen, bandage, iron
h.110.2 x w.83.0 x d.7.0 cm
© 2023 Junko Oki

INQUIRE
fumiko imano
palme d'or/Paris/2021
2021 / 2023

fumiko imano
palme d'or/Paris/2021
2021 / 2023

Photomontage (C-print)
28.0 x 21.2 cm
© 2023 fumiko imano

INQUIRE
Dan McCarthy
Lidded Fruit Sticker Facepot, Pepito
2018

Dan McCarthy
Lidded Fruit Sticker Facepot, Pepito
2018

Ceramic clay, glaze, ceramic decals, gold lustre, silver lustre
h.73.0 x w.41.0 x d.43.5 cm
© 2023 Dan McCarthy

INQUIRE