ART FAIRS

ART FAIR TOKYO 20

フェア名

ART FAIR TOKYO 20

会期

2026年3月13日(金) – 3月15日(日)

リンク

https://artfairtokyo.com

会場

東京国際フォーラム
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-5-1

ブース番号

S030

出展作家

桑⽥卓郎
武田陽介
武田龍
舘⿐則孝
平松典己
⼗三代 三輪休雪
ダン・マッカーシー

KOSAKU KANECHIKAは、2026年3月13日(金)から3月15日(日)に開催されるアートフェア「ART FAIR TOKYO 20」に、青木豊、桑⽥卓郎、武田陽介、武田龍、舘⿐則孝、平松典己、十三代 三輪休雪、ダン・マッカーシーのギャラリー作家8名の展⽰で参加いたします。

青木豊は、絵画の視野を広げ、世界と絵画の関係とその新しい可能性を追究する制作活動を行っています。二次元と三次元を自由に行き来するような作品や、素材の物質性や制作方法自体、そして鑑賞者の視線の動きの相互反応にフォーカスした作品。刻々と変わる絵画の豊かな表情を、時間軸で瞬間としてとらえる試み。また特に青木は一貫して光へ – 光が時間軸、鑑賞者の存在、展示空間などの環境の要素に補完され、有機的に立ち上がるような豊かさを捉え、また一方で光の存在の自明性自体を問い直すこと – アプローチしてきました。実験と新たな発見のプロセスを繰り返すことによって、青木は常に絵画そのものを再発見しています。

桑⽥卓郎はこれまでに⽬にしたことのない、陶芸の枠を超える表現を発表し続け、ニューヨーク、ブリュッセル、ロンドンなど世界各地で展覧会を開催しています。「梅華⽪」や「⽯爆」などの伝統的な陶芸の技術を独創的に表現する桑⽥の新しい視覚⾔語は、世界で⾼い評価を得ています。その核となる伝統表現は桑⽥がスタジオを構える美濃地⽅で⽣まれ、安⼟桃⼭時代に茶の湯の⽂化と共に脈々と継承されてきた“わびさび”や⾃然、不完全なものに美を⾒出した⽇本独⾃の陶芸美学です。桑⽥はその表現を現代に置き換え、場所、歴史や⾃然、時代と対話をし続けることによって、伝統とコンテンポラリーを融合させ、また時には相互に刺激し挑発し合うような、他に類を⾒ないオリジナルな作品を⽣み出しています。

武⽥陽介は、写真というメディウムの可能性を追求し続けています。代表作である《Digital Flare》シリーズは、デジタルカメラを強い光に向けた際に⽣じるフレアという現象を捉えています。その光とは、カメラのシステムがとらえた純粋な被写体ではなく、その被写体とシステムの関係性から⽣じ、カメラフレームの内部に溢れた光であり、それを作品化することを武⽥は「⼿段の形跡、存在の刻印」と表現します。つまり写真において、被写体はカメラシステムの外部にあり、客観化され、カメラはそれを写しとる、という前提を相対化しています。「⼿段(カメラ)と⽬的(被写体)の錯綜した関係性」をこそ被写体とする彼のコンセプトは、写真の歴史においてこれまでに⾏われてきた様々な実験に連なるものであるだけではなく、美しく、強度があり凝縮された作品を⽣み出しています。

武田龍は、偶発的にできたシミや傷から喚起されるイメージを拾いながら絵画を制作しています。そこには彼が幼少期を過ごした田舎の森での経験や質が、視覚のみならず、聴覚や嗅覚、触覚を通して現れてくるといいます。また絵を描く行為をしばしば発掘に例える武田にとって、絵画は言語化することや分類することで失われてしまった無意識の領域をもう一度掘り起こす行為でもあります。

舘⿐則孝は、⽇本古来の⽂化的に価値のある部分と、現代の要素を組み合わせることで、新たな視点と世界観を提⽰します。俯瞰的な視野を持ちつつ、詳細を徹底的に掘り下げる。それが⼯芸的な⼿仕事で精緻に完成された作品として表現されます。歴史、そのなかで育まれてきた独特の美学、⽂化や思想。それらを再考することで未来への可能性を⽰す舘⿐の作品は世界で⾼く評価され、遊⼥が履く⾼下駄から着想を得た代表作《Heel-less Shoes》等の作品が、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されています。

平松典己の絵画は、特定のモチーフから出発することなく描かれ始め、90度ずつ回転させ、数週間から数ヶ月かけて油彩を重ねていく中で事後的にモチーフを見つけるようにして描かれています。抽象的な構成と色彩が呼応するように、一見つながりのない背景やストロークの痕跡から、特徴的な人物などのモチーフが浮かび上がってきます。平松は自身の創作過程を、目的を持たない存在の探求と表現しています。

2019年に三輪家当主として十三代 休雪を襲名した三輪休雪は、三輪家伝来の白萩釉を用い、萩焼の伝統を継承しながらもダイナミックで斬新な造形を取り入れた作風で、国内外で高く評価されています。刀を使って斬り出した土肌と三輪家伝来の白萩釉(休雪白)のコントラストで迫る茶碗《エル キャピタン》シリーズは、米国留学時代にヨセミテ国立公園で見た巨大な花崗岩などから得たインスピレーションを、萩の土、そして陶芸の伝統と統合して作られています。自然界のエネルギーと長い工芸の歴史を感じさせる十三代の作品は、その圧倒的な独創性で鑑賞者を魅了します。

ダン・マッカーシーはその30年以上のキャリアにおいて国際的に作品を発表しています。ペインティングやドローイングといった平面作品と並行し制作しているのが、彼のアイコン的な作品である顔のモチーフのセラミックの彫刻作品《Facepot》シリーズです。その鮮やかな色合い、豊かな表情、親しみやすさ、プリミティブな感覚、作家の手の跡を感じさせる直接性。それらの要素があいまって、視覚的側面にとどまらない、身体あるいは感情に働きかけるような鑑賞体験を鑑賞者に与えます。

本展では約15点を展⽰します。この機会に是⾮ご⾼覧下さい。

WORKS

青木豊
Untitled
2025

青木豊
Untitled
2025

Acrylic, spray paint, aluminum paint on canvas mounted on panel
70.4 x 53.2 cm
©︎ 2026 Yutaka Aoki

INQUIRE
桑田卓郎
茶垸
2021

桑田卓郎
茶垸
2021

Porcelain, glaze, pigment
h.40.5 x w.40.5 x d.42.3 cm
©︎ 2026 Takuro Kuwata

INQUIRE
武田龍
quetzalcoatl
2025

武田龍
quetzalcoatl
2025

Oil on canvas
182.0 x 227.5 cm
©︎ 2026 Ryu Takeda

INQUIRE
十三代 三輪休雪
エルキャピタン
2026

十三代 三輪休雪
エルキャピタン
2026

Hagi stoneware, straw ash glaze, gold
h.14.3 x w.14.8 x d.14.4 cm
© 2026 Miwa Kyusetsu XIII

INQUIRE
武田陽介
005226
2022

武田陽介
005226
2022

Lambda print
Image size: 75.0 x 100.0 cm
Paper size: 85.0 x 110.0 cm
©︎ 2026 Yosuke Takeda

INQUIRE
Dan McCarthy
Bird on a Wire # 4
2017

Dan McCarthy
Bird on a Wire # 4
2017

Ceramic clay, glaze, lustre, painted steel, brass
h.35.4 x w.47.0 x d.21.3 cm
© 2026 Dan McCarthy

INQUIRE
舘鼻則孝
Portrait (Blue Period)
2025

舘鼻則孝
Portrait (Blue Period)
2025

Oil on canvas
162.0 x 130.0 cm
©︎ 2026 NORITAKA TATEHANA K.K.

INQUIRE
平松典己
Nach Osten
2022

平松典己
Nach Osten
2022

Oil, acrylic on wooden panel
80.0 x 90.0 cm
©︎ 2026 Tenki Hiramatsu

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