展覧会名
GROUP SHOW: 4 ARTISTS
展覧会会期
2021年3月6日(土) – 4月3日(土)
開廊時間
11:00 – 18:00
日・月・祝は休廊
会場
KOSAKU KANECHIKA
〒140-0002
東京都品川区東品川1-33-10
TERRADA ART COMPLEX I 5F
03-6712-3346
kosakukanechika.com
入場無料
アーティスト
青木豊
沖潤子
佐藤允
鈴木親
KOSAKU KANECHIKAでは、2021年3月6日から4月3日まで、グループ展「GROUP SHOW: 4 ARTISTS」を開催いたします。
本展は青木豊、沖潤子、佐藤允、鈴木親の作品で構成されます。
⻘⽊豊は、絵画の視野を広げ、世界と絵画の関係とその新しい可能性を追究する制作活動を⾏っています。⼆次元と三次元を⾃由に⾏き来するような作品や、素材の物質性や制作⽅法⾃体の相互反応にフォーカスした作品。特に⻘⽊は⼀貫して光へアプローチしてきました。光が時間軸、鑑賞者の存在や視線、展⽰空間などの環境の要素に補完され、有機的に⽴ち上がるような豊かさを捉え、また⼀⽅で光の存在の⾃明性⾃体を問い直すことなど、光を多⾯的な物質として観察しています。デジタル化する⽇常環境のなかで、⼈間としての様々な感性が呼び覚まされるような視覚体験を提供します。
沖潤⼦は、⽣命の痕跡を刻み込む作業として布に針⽬を重ねた作品を制作しています。下絵を描く事なしに直接布に刺していく独⾃の⽂様は、シンプルな技法でありながら「刺繍」という認識を裏切り、観る者の根源的な感覚を⽬覚めさせます。古い布や道具が経てきた時間、またその物語の積み重なりに、彼⼥⾃⾝の時間の堆積をも刻み込み紡ぎ上げることで、新たな⽣と偶然性を孕んだ作品を⽣み出します。存在してきたすべてのもの、過ぎ去ったが確かにあった時間。いくつもの時間の層を重ねることで、違う⾵景を⾒つけることが制作の核にあります。
佐藤允は、描くことによって自ら、人、そして世界を理解しています。過剰ともいえるような緻密な鉛筆の線描写や独特の筆致によって、オブセッション、恐怖、恋愛などを描きます。作品とは自分が自分のために、生きた人が人のために作り受け取るものだと考える佐藤は、「アートのためのアート」や新しさ、意味を求めることはしません。解らないことは解らないまま考え続けていくことを原動力とするからこそ、彼のイメージは増殖していきます。パーソナルな問いから生まれた佐藤の作品は、強いエネルギーで鑑賞者の内部にも入り込んでいきます。
鈴木親は国内外の雑誌で作品を発表し、日本を代表するフォトグラファーの一人として、90年代よりエディトリアルやファッション・フォトの最前線で活躍してきました。世界中のクリエイターを魅了する東京という街、花、著名人、有名メゾンから若手のモデルまで。鈴木の写真はその対象が一瞬だけ見せる奥の部分を直感的に引き出し、シンプルに切り取っただけなのに胸に深く残るような美しさ、独特の世界を表現しています。またデジタルの即時性とは対照的な、フィルムだからこそ可能になる凝縮された豊かさを追究し、写真というメディアの魅力を提示するとともに、その再解釈を促します。
東京では初めての公開となる沖潤子の刺繍作品をはじめ、佐藤允の新作ペインティングのほか、今年個展を開催予定の鈴木親、青木豊の近作数点を展示致します。この機会に是非ご高覧下さい。