展覧会名
GROUP SHOW: 5 ARTISTS
展覧会会期
2023年3月4日(土) – 4月1日(土)
開廊時間
11:00 – 18:00
日・月・祝は休廊
会場
KOSAKU KANECHIKA
〒140-0002
東京都品川区東品川1-33-10
TERRADA ART COMPLEX I 5F
03-6712-3346
kosakukanechika.com
入場無料
アーティスト
青木豊
桑田卓郎
舘鼻則孝
fumiko imano
Ruby Neri
KOSAKU KANECHIKAでは、2023年3月4日から4月1日まで、グループ展「GROUP SHOW: 5 ARTISTS」を開催いたします。
本展は、青木豊、桑田卓郎、舘鼻則孝、fumiko imano、Ruby Neriの作品で構成されます。
⻘⽊豊は、絵画の視野を広げ、世界と絵画の関係とその新しい可能性を追究する制作活動を⾏っています。⼆次元と三次元を⾃由に⾏き来するような作品や、素材の物質性や制作⽅法⾃体の相互反応にフォーカスした作品。特に⻘⽊は⼀貫して光へアプローチしてきました。光が時間軸、鑑賞者の存在や視線、展⽰空間などの環境の要素に補完され、有機的に⽴ち上がるような豊かさを捉え、また⼀⽅で光の存在の⾃明性⾃体を問い直すことなど、光を多⾯的な物質として観察しています。デジタル化する⽇常環境のなかで、⼈間としての様々な感性が呼び覚まされるような視覚体験を提供します。
桑⽥卓郎はこれまでに⽬にしたことのない、陶芸の枠を超える表現を発表し続け、ニューヨーク、ブリュッセル、ロンドンなど世界各地で展覧会を開催しています。「梅華⽪」や「⽯爆」などの伝統的な陶芸の技術を独創的に表現する桑⽥の新しい視覚⾔語は、世界で⾼い評価を得ています。その核となる伝統表現は桑⽥がスタジオを構える美濃地⽅で⽣まれ、安⼟桃⼭時代に茶の湯の⽂化と共に脈々と継承されてきた“わびさび”や⾃然、不完全なものに美を⾒出した⽇本独⾃の陶芸美学です。桑⽥はその表現を現代に置き換え、場所、歴史や⾃然、時代と対話をし続けることによって、伝統とコンテンポラリーを融合させ、また時には相互に刺激し挑発し合うような、他に類を⾒ないオリジナルな作品を⽣み出しています。
舘⿐則孝は、⽇本古来の⽂化的に価値のある部分と、現代の要素を組み合わせることで、新たな視点と世界観を提⽰します。俯瞰的な視野を持ちつつ、詳細を徹底的に掘り下げる。それが⼯芸的な⼿仕事で精緻に完成された作品として表現されます。歴史、そのなかで育まれてきた独特の美学、⽂化や思想。それらを再考することで未来への可能性を⽰す舘⿐の作品は世界で⾼く評価され、遊⼥が履く⾼下駄から着想を得た代表作《Heel-less Shoes》等の作品が、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館などに収蔵されています。
fumiko imanoは、LOEWEとのコラボレーションを2018年より8シーズン連続で行うなど、ファッションとのコラボレーションでも高く評価されています。代表作は、35mmカメラで撮影したセルフポートレイトを切り貼りし、双子のモチーフに仕立てるフォトモンタージュのシリーズです。無邪気でノスタルジック、思わず笑みが溢れるユーモアに満ちた家族写真風のイメージ。一方で、ハサミで切ってつなぎあわせたラインは、それが虚構であることをはっきりと伝えています。デジタルの時代にあえて手作業でシンプルにつくられるフォトモンタージュは、プレイフルでありながら、アイデンティティについての冷静な洞察でもあり、新たな物語のための視覚言語でもあります。
ロサンゼルスを拠点に制作するRuby Neriは、古代彫刻やフォーク・アートの影響、そしてベイエリアのフィギュラティヴ・ムーブメント、ストリートアート、コミック・カルチャー等、北カリフォルニアのさまざまなアートコミュニティでの経験と豊かな歴史の影響から、特徴的な女性のタイポロジーを描いています。その女性像は喜び、恐怖、アンビバレンスといった人間の感情や、圧倒的な生命力に満ち、以前制作していたグラフィティのマークメイキングが彫刻へと転写されたように表現されるその作品には、色とトーンの強いエネルギーが渦巻いています。
青木豊は昨年制作された未発表のペインティングを含む作品3点を、桑田卓郎は茶碗を昇華させた彫刻作品「TEE BOWL」を、舘鼻則孝は「Descending Painting」シリーズの作品を、そしてfumiko imanoは世界の様々な場所で撮影した双子のフォトモンタージュ・シリーズを展示いたします。また、今年5月に弊廊で個展を開催予定のRuby Neriは、パステルによるドローイング作品を展示いたします。この機会に是非ご高覧下さい。